どうも。個人事業主として開業したばかりのケーラボです。
仕事で出費するお金はたくさんありますよね。
打ち合わせやカフェでの作業、交通費や取引先との飲み会etc..
経費として計上できるものは多岐に渡ります。
税金対策でレシートや領収書をとっとくのが良いと言うのはわかるんだけど、経費として何かを買う度に実質どれ位の割引で買ってることになるのかなあ?
と疑問に思い真剣に考えてみました。
そんなの計算してどうするの?馬鹿なの?って言われそうですが、ついつい領収書を取るのを忘れがちになるので(やはり馬鹿)、その重要性や価値を再確認したかったのです。
課税所得ってなんだ
そんなの知ってるわ!今頃なんじゃい!と言われそうです。
まず、収入(売上)から経費を引いたものが所得になります。
その所得のうち、あるルールにもとづき、課税対象になる金額を計算します。
控除額と呼ばれる課税の対象外になる金額が決まっていて差し引かれるんですね。
それらを差し引いた金額が課税所得です。
所得額ー控除額=課税所得額
たとえば、
今年は265万売り上げたぜ!
でそのために経費100万つかったぜ!
265万-100万=所得165万
俺は青色申告者だから課税される対象の金額は、
165万-65万(控除)=課税所得100万
(他にも控除対象はたくさんあるけど端折ります)
となり、
この100万に所得税率をかけたものが所得税になります。
所得税率?
もういちど、そんなの知ってるわ!今頃なんじゃい!と言われそうです。
東京税理士会のサイトに所得税の計算方法と、確定申告時にかかる税金の速算表が載っていました。
ガチ初心者な私にはわかりやすかったのです。
求める税額=(A)×(B)−(C)
課税所得(A) | 税率(B) | 控除額(C) |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円超330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円超695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円超900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円超1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
さっきの例だと100万x5%で50,000円が納税額となります。
2,000,000円なら、x10%で200,000円-97,500円で102,500円
厳密にはさらにそこから源泉徴収分が引かれたり復興税を掛け算したりして納税額がきまるんですが、それよりどこが経費と関係するんじゃい!というところにそろそろフォーカスします。
(C)の控除があったりしますが、要は自分の所得だと税率がどれだけかかるか重要なんですよね。
節税してる感覚を得る
ここまで、来るともうわかってきましたか?
経費1万円とは、課税所得が1万減ることになり、税率5%なら500円納税額が減ることになります。
10%なら1000円、20%なら2000円!
税率がどこに位置するかによりますが、領収書は、実質5%〜45%OFFのクーポンという見方ができるわけですね!
確定申告したらだけど!
まあこの考え方色々異論あるでしょうが汗、私のような個人事業主で、課税所得が695万超える人は少数派だと思うので、おそらく多くの人は5〜20%OFF券を持っている状態だと思われます。
私はまだ5%OFF券。節税しまくって・・でもないのに(泣)
やっと重要性が見えてくる馬鹿さ加減汗
漠然と領収書をもらってたりしたので重要度の知るために計算して良かった。
会社勤め時代に「どうせ税金にもってかれるから経費であれ買っといて!」と事務さんにいっていた社長の意味が今更・・
まあ税金のために無理やり経費使って、結局儲けが減るっていう本末転倒な事態はおかしいですが、必要な物をうまく買って節税するのはもちろん良いですよね!
ちりも積もれば山となる。
領収書無くさないように大事にしよ!
まとめ
・領収書の大事さを今更ながら知る。
・領収書が5%クーポンな私は10%クーポンに昇格したいと切に思った。
ここまでお読み頂きありがとうございました。